映画『猫と、とうさん』公式サイト

映画『猫と、とうさん』公式サイト

INTRODUCTION

俳優兼インフルエンサー、ベイエリアの技術者、路上で暮らす男性、消防士、スタントマン、トラック運転手。

一見何のつながりもない彼らに共通するのは、共に暮らす猫への愛だった。

誰にとっても未曽有の試練となった2020年を、愛猫とともに乗り越える9人の男たちを描いた本作。

メガホンを取るのは、マイ・ホン監督。夫が猫を愛するようになり、内面に深くポジティブな変化があったと感じた彼女はこう語る。

「彼はより柔らかく、より忍耐強く、何より思いやりのある人間に成長したようです。そのため、同じような変化を遂げた男性を探し、そのストーリーを記録したいと思うようになりました。人々が希望や救済、仲間を切実に求めていた1年のポートレートであると同時に、猫を大切にしながら今を生きる男性の姿を見て、前向きな変化のきっかけになることを願っています」

STORY

俳優として飛躍したいネイサン、ベイエリアでエンジニアとして働くジェフ、ニューヨークの路上で生活するデヴィッド、消防士のジョーダン…。

様々な背景を持つ彼らの共通点は、家や職場で、ともに生活する猫たちをこの上なく愛していること。

前例のない試練となった2020年を共に過ごした猫と彼らの絆を、爽やかかつタイムリーに描く。

DIRECTOR

監督:マイ・ホン

ロサンゼルスを拠点に活動する監督、プロデューサー。

『マン・フロム・リノ』(ロサンゼルス映画祭最優秀作品賞受賞、2015年スピリット賞ノミネート)や、リン・チェン監督による長編映画『I Will Make You Mine』(2020年SXSWノミネート作品)などでプロデューサーを務める。世界中の映画祭で上映された様々な短編映画で監督を務める。10代のベトナム系アメリカ人女性の姿を描いた初監督映画「Viette」は2012年に公開され、多数の映画祭に出品。

ダラス・アジアン映画祭の創設者で前取締役であり、サンディエゴ・アジアン映画祭の前芸術監督でもある。生まれ育ったテキサス州ダラスの南メソジスト大学で映画学の学位を取得。

『猫と、とうさん』は初の長編ドキュメンタリー映画である。

CAT and DAD

  • ピクルス、ジンジャー、アニー、プリンセス
    & ネイサン・ケーン

    俳優・インフルエンサーのネイサン・ケーンと愛猫たち。猫たちは彼のInstagramの最重要キャストでもある。写真はプリンセス。

  • ズールー
    & ジェフ・ジャドキンス

    エンジニアのジェフと、冒険家のズールー。ルームメイトのエリン、そしてエリンの愛猫Mr.フィッツビーと共に登山を楽しむ。

  • ラッキー
    & デヴィッド・ジョバンニ

    NYで路上生活を送るデヴィッドと、彼の生きる希望ラッキー。共に支え合ってきた彼らだが、様々な変化を経験することになる。

  • フレイム
    & ジョーダン・ライデ

    消防隊員のジョーダンと、ひょんなことから消防署に住み着き、隊員たちの癒しとなったフレイム。

  • トーラ
    & デヴィッド・ダースト

    アメリカ中をトラックで回るデヴィッドと、SNSで人気のトーラ。各地でトーラを目当てとした集まりが開かれるほどの存在に。

  • フラットブッシュ・キャッツの猫たち
    & ウィル・ツヴァイガート

    野良猫たちに適切な住処を与えることに奔走するウィルと、フラットブッシュ・キャッツの猫たち。

  • トゥードルズ
    & ライアン・ロバートソン

    ハリウッドでスタントマンとして活躍するライアンと、ビッグなメインクーンのトゥードルズ。最高のパートナーとの出会いにも、トゥードルズが一翼を担う。

  • キーズ(ゴールキティ)
    & ピーター・マレス

    独創性溢れる教師のピーターと、前足を上げた、まるでゴールキーパーのようなユーモラスな姿で一躍SNSスターとなったキーズ。

  • ぺズ
    & クリス・アレセ

    もともと猫好きではなかったクリスを一瞬で虜にしたぺズ。ぺズはデヴィッドの愛猫、ラッキーにもよく似ている?

STAFF

プロデューサー:デイヴ・ボイル

脚本家、監督、プロデューサー。

批評家に絶賛された異文化ミステリー映画『マン・フロム・リノ』は、2015年インディペンデント・スピリット賞のジョン・カサヴェテス賞にノミネートされ、ロサンゼルス映画祭で最優秀作品賞を受賞した。過去に脚本家兼監督を務めた長編映画には『SurrogateValentine』(2011年SXSWノミネート)や「Daylight Savings」(2012年SXSWノミネート)がある。

2017年には、Huluのドラマシリーズ「ディメンション4 0 4」でテレビドラマ監督としてデビュー。

現在もいくつかの長編映画の制作に携わっており、最近ではリン・チェン監督のインディーズ長編映画『I Will Make You Mine』(2020年SXSWノミネート)のプロデューサーを務めた。

俳優の賀来賢人が主演・原案を担うNetflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」(2024年配信予定)で監督を務める。

COMMENT

(以下到着順)

猫のいる信じられる世界。見えてくる本当の男らしさ。
あなたたちは僕の憧れです。なんでそんなに美しくて可愛くて、思いやる優しさを持っているの。
亡くなったうちのグーグーや18歳になったチャッピーへの感謝が溢れた。

―犬童一心(映画監督)

いつまでも観てられる猫と男達のオムニバス。
最後まで私の口角は上がりっぱなし、心の中で
「うん、分かる分かる」と、飼い主の意見に激しく同意しながら、あっという間の至極の時間。最後には猫ちゃんたちが崇高な生き物に見えてきた。

―平岳大(俳優)

人生はままならない。多分、猫生も。
時として 耐えがたいような困難に見舞われても
ここで出会う人たち猫たちは
ベストを尽くして生きている。
いつのまにか、心底彼らの幸せを祈っている。
映画が終わった時、心の奥底が温められたことに気づく。

―深谷かほる(漫画家)

どうして猫ってこんなに愛おしいんだろう…
猫との暮らしは人生を豊かにしてくれます。生きることの辛さや苦しみを猫が吸って浄化されるからだと思います。
この映画を通して猫と人間の関係性がより良いものになるようにと願っています。

―藤あや子(歌手)

猫も人も愛おしい
消防士、ホームレス、トラック運転手、スタントマン…
おやじが猫好きってこんなに素敵なことだとは
出てくるニャンコたちがみなフォトジェニックなのも◎
猫を愛してしてしまった「父さん」たちもこの上なく魅力的
それは、あなたも同じですね

―笠井信輔(アナウンサー)

猫と人間。さまざまな家族と暮らしの形。
でもみんな目が同じだ。愛が宿っている。

共生と救済。保護の重要性を伝える良作。

―SYO(猫と、くらす、物書き)

そこに居てくれるだけで愛おしく、とうさんたちの心を支える尊き猫たち。
何度でも見たくなるキーズのポーズは今年の助演ニャン優賞を捧げたい。
ウチの猫たちにも一芸を覚えて貰いたくなっちゃった。
それが無理なら、私がそんな存在にニャりたいww

―田中要次(俳優)